世は移り変わるのか・・

先日、仕事を終え、自転車をこいで家に帰る途中、ビルの谷間の交差点の横断歩道で青になるのを待っていたら、

めちゃくちゃかわいい、まだ子犬なんだなぁというのがわかるくらい、

西風に向かってリードをひっぱって、人間そっちのけで突っ走ってくるプードル系のワンちゃんを見かけたので、

その子犬に引っ張られて否応なくダッシュしている、小学生くらいのおねえちゃんと幼稚園くらいのぼくに、

自転車でとまっているちょうど私の足元に、クンクン、ニオイをかぐためにストップしたそのワンちゃんの犬種を、

「これって、まだちっちゃいねー。プードルなの?」って聞いた。

のだけれど、

一緒に信号の青を待っていたどうやら道のあちら側の官公庁にお勤めのお兄さんが、私を驚いたように見つめたので、

と思ったけれど、会話の途中だったので、

「お散歩?えらいねー」

と姉弟をほめたたえていたら、

また、目をこれでもか!と見開いてみていらしたので、

と思ったけれど、

「かわいいねー。気を付けてね」

とその姉弟に話しかけて、青になったので横断歩道を渡ったけれど、

私は何にも思わず、かわいかったなぁーとつぶやき、帰路についた。

夕食のとき、犬の話題くらいしか盛り上がらないので・・いや・・犬の話題は盛り上がるので、夫に話してみた。

そしたら、

いまはねーダメらしいよ・・そーいうの・・って言ったので、

何が?

と聞き返したら、

どういう状況でも、小児、幼児、児童、坊や

には、滅多に話しかけてはダメで、すぐに緊急で、どこどこで、大人が子供に話しかけたところを目撃した!

と情報が飛び交うそうで、

えーーーーーーーーわたし、怖い人?

と頭を殴られたみたいな気持ちになった。

 

なんだそれー!世知辛い世の中じゃん!

おばちゃんが、小さいお子たちをほめたり、アドバイスしたりも出来んのかい!

なるほどーーーー、公務員らしきあの人の見開かれたまなざしは、そーいうことだったのね(+_+)

 

反省すべきか、悲しむべきか、なんとも複雑な心境になったのでした。