新岐阜市役所庁舎
計画が発表された頃は、ずいぶんと完成までに月日がかかるんだなぁと思っていましたが、
岐阜市役所の新庁舎の18階建ビルのガワ(実家及び周辺地域の年配のおじさまたちにのみ通じる「外側」という意味)が
ほぼ出来上がったようです。
フェンスで囲って、掘削工事が始まったのは、2年ちょっと前だった気がしています。愛犬の夜の散歩のとき、しばしばフェンスの隙間から、中をのぞいて、自分なりに、フロアの広さや、置いてある建材の使い道を想像したりしておりました。
当時はまだ、メディコスという2階建ての木造図書館が、市役所の建設予定地のすぐ北側にあるのに、なぜその図書館の南側に、わざわざ18階建なんだ!!日照は大丈夫なのか!!西から東に向かって車を走行させると、金華山とそれに連なる山々の青々とした姿をきれいに見ることができるのに、
その前にバン!と立ちはだかって、邪魔だわ!!もー!!と思っておりました。
もっと申せば、町の中心部はお年寄りが増えてきた昨今、遠くまで徒歩で買い物も行けなくなる方々も増加してくるだろうから、スーパーが入った複合型の商業施設をもってきてくれると、このあたりのみなさんが喜ばれるでしょうし、
もっと申せば、以前この地には、大学病院もあったわけで、この町の中心に、なんで病院を作ってくれないのかなぁ・・と
疑問というか不服な部分が多くこころにあったのは本当です。
毎日ほど、もう2年も、建設されていく過程を見てきたので、
以前持っていた不服も疑問も、限りなくゼロに近くなって、
きれいだなぁ。。すごいなぁ。。とすっくと立っているビルを見上げる今日この頃。
新庁舎は、岐阜市のランドマークのひとつになるだろうと思います。
2年間毎日、寒い日も暑い日も、大勢の工事の職人さんたちが関わり、いっぱい汗を流して建てられたものであることは確か。
これから旧庁舎から移転する来春にかけては、今度は内装の工事の方々がこのあたりを行き交う
ようになります。
事故などの問題もなく、無事の完成を祈っております。