スターバックスコーヒーの新業態

スターバックスコーヒーが東京銀座に開店した、新業態の店舗「スターバックス コーヒー CIRCLES 銀座店」の記事を見てとても興味を持った。

そのコンセプトは、「はたらく人のための『夢中になれる場所』」で、メガネのJINSとのコラボで、コワーキングスペースとソロワーキングスペースがある店舗だ。
たとえば、「半個室のブース席は4席あり、パーティションで囲われているため、電話やオンラインミーティングも周囲を気にせず利用できる。」ということだ。

コロナをきっかけに、テレワークが注目を浴びたこともあると思うが、スタバといえば、そこで打ち合わせや、パソコンを開いて仕事のチェックをするビジネスマンも多い。
そんな顧客のニーズを思い切って取り入れたコンセプトだと思う。

ネットカフェなどネット環境を備えた個室スペースを提供する業態はあるが、スタバのイメージや雰囲気は一線を画するものではないかと思う。

スタバの新業態店は、ゆっくりくつろぐカフェという概念から、仕事をする場所の提供という概念への転換だ。
ビジネスとは常に顧客の求めることを提供することというのを素直に実現した店舗だと思う。

参考記事 NIKKEI STYLE(スタバが新型店)